​サイボウズのマーケティング職で求められる「事業理解」と「思考力」ってなに?

サイボウズのマーケティング職の選考で見させていただくのが、「事業理解」と「思考力」です。

正直、就職活動の説明会でこの言葉を聞いても、「結局何をすればいいの?」と感じる人も多いのではないでしょうか。

この記事では、サイボウズのマーケティング職が実際の仕事で、「事業理解」と「思考力」をどう活用しているか。できるだけ具体的にお伝えします。

事業理解ってどういうこと?

マーケティング職に求められる「事業理解」は、4つの理解に分けて考えるとわかりやすくなります。

  • 市場理解:中小企業・中堅企業・大企業といった市場や、サイボウズ製品を取り巻くエコシステムを知ること
    • 例:「なぜいまサイボウズ製品を選ぶ大企業が増えているんだろう?」
  • 他業種理解:製造業・金融・自治体など、業種ごとの違いを知ること
    • 例:「製造業ではどんな用途で使われていて、どんな導入効果があるんだろう?」
  • 顧客理解:顧客が実際に抱えている課題を知ること
    • 例:「自分の知っている会社やバイト先なら、どこで役立つだろう?」
  • 製品理解:kintone・Garoon・サイボウズ Office・メールワイズといった製品そのものを知ること

この4つはバラバラに覚えるものではなく、それぞれが「製品理解」につながったときに、事業が"自分ごと"になっていきます。

大事なのは、最初から市場理解・業種理解・顧客理解のすべてをそろえる必要はないということ。まずは自分が気になる1つの入り口から調べてみれば十分です。どこから考えるか、どう深めるかはあなた次第です。その過程にこそ、あなたならではの興味や思考力が表れます。

選考段階で求められる事業理解とは

面接で見ているのは、「今、これらの要素についてどれだけ詳しいか」という完成度ではありません。見ているのはこの3つです。

  1. マーケット(BtoB)とサイボウズの事業を紐づける、自分なりの「興味の入口」を見つけられているか
  2. その入り口から気になったことを、自分で調べてみているか(実際に製品を触ってみるのもおすすめです)
  3. 調べたことを、自分の言葉で語れるようにまとめられているか

サイボウズのマーケティング職は、入社後もずっと事業と向き合い続ける仕事になります。だからこそ、「今どれだけ知っているか」より「興味を持って理解を深め続けられそうか」を見ています。

思考力ってどういうこと?

もう1つのキーワードが「思考力」です。思考力については、以下のポイントを見ています。

土台になるのは、「問いを立て、考え抜き、対話で磨く力」という姿勢です。

  • 探究心・好奇心:知らないことにワクワクし、「なぜ?」を追えること
  • 質問力・対話と議論:わからないことを言葉にし、議論を通じて理解を深められること

そのうえで、次の4つの思考タイプは、当てはまるものが多いほど、また、それぞれが高まっていくほど活躍の幅が広がっていきます。

  • 学習意欲:理解・習得に向けて努力できる
  • 論理的思考:データやヒアリングで得た事実を整理して組み立てられる
  • 改善志向:「もっと良くするには?」に前向きに取り組める
  • 仮説構築力:事実や顧客理解から仮説を立てられる

マーケティングのスキルや経験そのものは問いません。大切なのは、「考えること」「おもしろいものを作ること」にワクワクできるかどうかです。まずは身近な製品やサービスについて、「なぜ?」と考えてみることから始めてみてください。