導入後の停滞感を打破-「部署ごとの処方箋」がもらえる 松前町のkintoneDXレベル診断体験


kintoneを複数の職場で使うようになったものの、部署ごとに活用の差が出てきて「なんとなく浸透していない」と感じていませんか?


今回インタビューさせていただいたのは、愛媛県松山市に隣接する松前町、町役場のお二人です。


kintone推進担当者であるお二人は、漠然とした行き詰まりを「kintoneDXレベル診断」で可視化し、次の一歩が見え始めています。


本診断は、kintoneを持続的に活用・展開するために押さえるべきポイントの充足度や、kintone活用レベルについて可視化することができます。


その体験をお聞きしました。

松前町 財政課 河江(かわえ)様

DXの担当・管理者として運用や現場の開発支援を担う

松前町 町民課 合田(ごうだ)様

現場のリーダーとしてDX・kintone推進を担う

※2026年5月時点の内容となっています。

kintone活用の「現在地」を可視化する kintoneDXレベル診断

サイボウズの『kintoneDXレベル診断』は、自社のkintone活用レベルや社内展開の状況をチェックできるサービスです。設問にご回答いただくと、現在の「活用度」と「推進体制」をスコア化した結果レポートをお渡しします。

※診断はウェブフォームで回答。レポートの解説とあわせて、Web面談にて課題に合わせた改善策をご提案します。

※配布時期によってデザインが変わる可能性があります。

kintoneの利用が始まり、今後の社内展開や活用拡大を考えたい組織におすすめです。

松前町では、複数の部署でご回答いただき、部署ごとのレポートで他部署と比較しながら現状を確認いただきました。


現場に立ちはだかる「心理的な壁」

サイボウズ: 松前町さんでは全庁的にkintoneが広がりましたが、診断を受ける前はどのような課題感がありましたか?

河江さん:私の所属する財政課はDXの担当をしているので、大きな課題を感じていませんでした。しかし、活用の対象範囲を広げたことにより不安が出てきました。トップダウンで一気に広めたこともあり、「kintoneによって何が変わるのか」「何ができるのか」という具体的なイメージがみんなの中にないまま進めていたため、少なからず現場から戸惑いの声もありました。各自が「便利になった」「効率化できた」と感じられるようになればグループウェアとしてのメリットが大きくなると思っており、いかにしてその状態を作るかが課題でした。

合田さん:私自身は3〜4年前からkintoneを利用していました。全庁的なkintone利用の本格化を受け、所属課の一番の課題は「心理的なハードル(壁)」だと思っています。「難しそうで使いたくない」「今までのやり方に慣れているからそのほうがいい」という声がありました。kintoneで何ができるのかを知らない人がほとんどなので、まずは知ってもらうことが必要だと感じていました。

そんな中で、データで可視化することでしか気づけないこともあるので、「kintoneDXレベル診断」を受けたいなと思いました。


診断前の期待と不安

サイボウズ: 診断を受ける前に、期待や不安はありましたか?

河江さん: 期待としては、部門間のギャップを可視化することで、現場に危機感が生まれて主体的に動けるようになったり、当事者意識が上がるといいなと思っていました。不安としては、レベルが評価されることに対する回答者の負担や、診断がただ推進部署の傾向把握だけで終わってしまうのではないかという点がありました。

合田さん:私は、自分の回答がそのまま所属課の意見として反映されてしまうプレッシャーや不安が少しありましたね。一方で、なんとなく抽象的に感じていた課題が可視化され、具体的なものになるのではないかという期待もありました。不安は多少残ってはいたものの、それ以上の期待や結果がありましたので、やってよかったと思っています。


30分・100問は長い? 答えるほど深まった「kintoneの可能性」への気づき

サイボウズ:診断の構成が30分で100問というボリュームですが、実際に回答してみて、率直にいかがでしたか?

合田さん: 確かに設問数は多かったですが、だからこそ多角的な視点から分析してもらえるので、100問答える価値はあるなと思いました。また、設問を見て「あ、こんな機能もあるんだ(グラフや表、ルックアップなど)」と知ることが多く、自分自身も、もっと知っていきたいという意欲につながりました。

河江さん: コメント機能やスレッドなど、コミュニケーションに関する設問が印象に残っています。kintone上でやり取りを集約できればもっとメリットが出るはずなのに、現状は他のツールを使ってしまっていて。設問に答えながら『確かにその通りだな、なんとかkintoneに集約できないかな』と改めて考えさせられました。


レポートが「言葉」にしてくれた見えない課題

サイボウズ: 実際に届いた結果レポートを見て、どのような気づきがありましたか?

河江さん: 私たちの部署では「育成体制の整備」のスコアが低く出ました。部署内にはアプリを自作できる人が多く、管理職の理解も得られているため、育成体制の整備に目が向いていなかったのだと気づかされ、新鮮でした。他部署のスコアと比較したり、「管理職の共感」について意見交換したりする中で、なんとなく触ってはいるもののメリットを感じられていない職員に対して「メリットを感じられる仕組みやデータ環境をどう整備するか」が、リーダーに求められている課題だと感じました。

合田さん: kintoneの活用状況はもちろんのこと、推進体制の状況について他部署との比較ができ、足りない部分を俯瞰的な視点で捉えることができました。さらに、レポートによって課題が「言語化」され、解決に向けた方向性も提案されたため、「確かにここが足りない」「こうしていきたい」と納得感がありました。


部署ごとの「処方箋」を次の一歩へ

サイボウズ: 診断結果を受けて、今後はどのように動いていきたいですか?

河江さん:診断結果レポートを職場のメンバーに共有するだけでは効果が限定的だと考えています。診断の意義やレポート結果の要点、自分の組織をどうしていきたいかなどを整理し、「誰に対してどういう伝え方をするか」という作戦を練ってからコメントを添えて共有しようと考えています。周りの数名にはすでに共有しています。

合田さん:職員全員が「DXを進めたい」という思いはあると思います。診断レポートでは、kintone活用状況のうち「機能理解」が低いという結果が出ました。現場が「kintoneで何ができるのか、どう使えばいいかわからない」ことがDXが進まなかった大きな一因だったと思います。

DXを進めたいという気持ちはあるのだから、この「わからない」を乗り越えられれば、DXは自然と進んでいく、と確信を持つことができました。

サイボウズ: 最後に、この診断をどのような組織におすすめしたいですか。

河江さん: 導入したてというよりは、導入から少し経って行き詰まり感がある組織です。

活用が特定の部署や人に偏っている組織や、現場の改善を進めたい組織、より多くの人で使っていきたい組織、スケールメリットを強く得たい方におすすめです。

合田さん: 組織内にkintoneを広めていきたいけれど、なかなか広がらない組織です。何が足りないのかが見えてくるので、導入してなかなかうまくいっていないところは受ける価値があると思います。

サイボウズ: お二人にとって、今回の診断体験は一言で表すとどのようなものでしたか?

合田さん: 「課題解決への一歩」です。これから変えていくために、何をしたらいいかが分かるものでした。

河江さん: 「次に何から着手するべきか、部署ごとに処方箋がもらえるような体験」ですね。「部署ごとに」処方箋がもらえるからこそ、次のアクションを考えやすいなと思いました。



「kintoneを導入すること」と「kintoneが組織に根付くこと」の間には、目に見えにくい距離があります。

今回の松前町の事例では、全庁導入後に感じていた「漠然とした不安」が、診断によって部署ごとのスコアや言葉として可視化されました。見落としていた気づきや、「確かにここが足りない」という納得感。課題が具体的な形になったことで、「次に何から始めるべきか」が見えるようになったのです。

そして何より印象的だったのは、診断結果を「どう伝えれば周りを動かせるか」と考え始めたお二人の姿でした。自分たちの現在地を正しく知ることは、組織が前に進むための確かな出発点になります。

「なんとなく広がらない」を、次の一歩に変えてみませんか?私たちはみなさんの挑戦を支援していきます。

kintoneDXレベル診断で、あなたの組織の現在地を一緒に確かめましょう!


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