はじめに
下妻市とサイボウズは、自治体DXの推進や防災分野などにおいて連携を深めるため、包括連携協定を締結しています。協定に基づく取り組みの一環として、職員のエンゲージメントを高め、組織力の向上を図ることを目的にTeamwork Surveyを実施しました。
Teamwork Surveyとは
Teamwork Surveyは、チームの状態を可視化し、対話を通じてチームワークを改善するためのツール&ワークです。事前にアンケートを実施し、その結果をもとにチームで対話を行い、チームワークの向上につなげます。アンケートは、メンバーがチームの理想に共感しているか、役割分担が適切にできているかなど、サイボウズが考えるチームワークに必要な要素をベースに設計されています。
実施の流れ
①Surveyに回答
ワークショップ参加者とその所属部署の職員は、事前に約40項目のアンケートに回答します。kintoneで作成した回答フォームは、7段階評価の定量的な設問と、自由記述の定性的な設問で構成されています。回答しやすさに配慮し、登録された内容は原則として非公開に設定しています。
画像:理想に関する設問の例
②集計してレポートを作成
アンケートの回答が出そろった後は、集計を行い、レポートを作成します。以下のようなレポートを参加者にお渡ししています。
画像:レポートの例
③ワークショップの実施
ワークショップでは、チームの状態を可視化したレポートをもとに、参加者同士で対話を行いました。まず、チームワークを高めるためのポイントについてレクチャーを行い、理想的なチームの姿を共有しました。
次に、個人ワークとして「チームの良い点」と「懸念点」を付箋に書き出し、現状を整理しました。このプロセスにより、普段言葉にしづらい課題や強みが可視化され、対話の土台ができました。
その後の対話ワークでは、現状と理想を比較しながら課題を明確にし、改善策を話し合いました。普段は共有しづらい悩みやアイデアが出され、メンバー間で視野を広げる有意義な時間となりました。
最後に、話し合いを踏まえて、チームの強みをさらに伸ばすためのネクストアクションを設定しました。ここで決めたアクションは、翌日から実践できる具体的な内容で、継続性を重視したものとなっています。
④参加者の方々の声(一部抜粋)
ワークショップの実施後にもアンケートを行いました。以下のような声が多く寄せられています。
おわりに
今回の取り組みは、自治体における初のTeamwork Surveyの実施となりましたが、下妻市様のご協力のもと、非常に有意義な対話の場となりました。また、この活動は2025年11月19日付の公明新聞に掲載され、先進的な事例として紹介されています。
Teamwork Surveyは、単なるアンケートではなく、職員同士の対話を促し、組織の課題を共有しながら改善策を生み出す仕組みです。今回の結果から、Teamwork Surveyが職員のエンゲージメント向上や働きやすい職場づくりに寄与することが確認できました。
今後も、こうした取り組みを全国の自治体へ広げ、より多くの職員のエンゲージメント向上を目指してまいります。